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こちらは『バーボン・ハウス』です。
最近、ブーン系小説に限らず、頭に浮かんだ様々なことのアウトプットの場として、このブログを再利用できないものかと検討中なんだ。
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史実とブーン系小説の融合

本日のメニューは
『( ^ω^)ブーンはイラクの独裁者のようです』でございます。

投下日時は2006/12/30〜2006/12/31。
全3話の短編です。

地の文が少なくサクサク読み進められます。
それなのに内容が濃い。
イラクの歴史にについて、あくまで基本的なことだけですが学習できます。

ブーン系小説には極めて珍しい史実物(伝記物?)の作品になります。
こういう作品も存在するとは、あらためてブーン系小説の懐の広さに驚かされました。

読みやすい文章。良いタイミングで現れるアスキーアート。
楽しく読めて、おまけにためになる。
後悔はさせません。是非ご一読を。


お気に入りの一節

広大な面制圧能力を誇るクラスター爆弾が、
射程30km超の野砲弾が、
辺りを更地にするほどのMLRSロケット弾が、前線に向かうイラク軍部隊の頭上に
降り注いだ。車列はたちまちに、黒焦げの車両と人体に変わった。

一方、日本は兵士の暇潰しとして任天堂のゲームボーイで支援した。



物事を教えるのは非常に難しいものです。
さらに楽しく、わかりやすくとなれば
相当な知識量と話の展開の仕方が必要となってきます。

しかし、この作品は見事にそれを成し遂げている。

極悪非道なイメージのあるフセイン役をブーンが担当しており、
さらにブッシュ役のドクオ、フセインの側近役のショボン、
誰も彼もがブーン系のキャラの特性を失っておらず、
そのおかげでなかなか取っつきにくい歴史というジャンルを
身近に感じさせることに成功している。

アスキーアートの使い方もうまく、
それがアクセントとなりストーリーにもメリハリがついている。
そして何よりわかりやすい文章が、作者の豊富な知識が、
読者を飽きさせない。

なによりこの作品はとにかくテンポがよい。
特に会話文の軽やかなテンポには心地よさすら感じます。
例えばこちらをご覧下さい。


(´・ω・`)「さらに、戦時債務がすごいんです」
( ^ω^)「kwsk」
(´・ω・`)「戦争の資金調達のために、外国からお金を借りたんです」
( ^ω^)「ア、ナールほど。いくらなんだお?100万ドルくらい?wwww」
(´・ω・`)「・・・600億ドルです」

(  ω )  ゜゜ ポーン



会話分はほとんどがこんな感じです。
見事の一言です。

この作者さんは他にも
『( ^ω^)ブーンが総理大臣になったようです』
『( ^ω^)が韓国の独裁者になったようです』
を書かれています。
どれも面白くてタメになるので是非読んでみてください。